「時短治具」エアフィックス Air-fix 22B1

「時短治具」エアーフィックス Air-fix 22B1
Time saving fixtureAir-fix 22B1
Air-fix 22B1 資料

エアーフィックス(Air-fix 22B1)は、三次元測定機や石定盤上のワークをスーッと動かし、ピタッと固定する生産性を高める『時短治具』です。ワーク固定作業段取り時間を短縮! 特に単品・小ロット品にメリット大!

 

 

<エアフィックス Air-fixとは?>
エアフィックス Air-fixとは、三次元測定機や石定盤上で㈱ミツトヨのEco-fix使用時にワークを任意の位置で固定できる真空吸着式固定治具です。圧縮空気を供給するだけで定盤に強固に吸着します。マグネット治具では不可能な石定盤やセラミック定盤への吸着が可能です。吸着中でも排気ポートを指で押えるだけで簡単に移動・脱着ができます。
世界的な精密測定機器メーカー株式会社ミツトヨ(神奈川県川崎市)の特許ライセンス許諾を受けて佐々木工機株式会社と株式会社ミツトヨが共同開発した「時短治具」”Air-fix22B1”の販売を開始いたしました。更に本製品に関し、両社による共同特許出願済です。【特許第4616563号】【特願2022-042420】

<用途>

①Eco-fixのベースプレートの代わりに(ベースプレートは不要で使用できます)
②ワークの位置決め、突き当てに
③クランピングツールを使用しワーク固定に
④ダイヤルゲージのスタンドとして使用
⑤Eco-fixのベースプレートからはみ出す大きなワークの押えに
⑥マグネットスタンドのベースに
Eco-fixとは、(株)ミツトヨのクランピングツールです。各エレメントをブロック式玩具のように組み合わせることで、様々な測定物を容易に固定することが可能なクランピングシステムです。


<仕様>

大きさ       21 mm×58 mm×91 mm, 重さ630 g
エアー消費流量   8 L/min<標準状態において>
吸着保持      200 N(20.4 kgf)<垂直方向> 65 N(6.6 kgf) (スプリングプレート先端)
静音性(動作音)  50dB 動作音の目安は50dBで静かな事務所程度
搭載重量      φ12 mmのロケーションピン50 mm長まではmax 10 kg、
         50 mmを超えて100 mmまではmax 1kgの制限

ミツトヨ製三次元測定機におけるAir-fixロケーションピン搭載荷重を表にまとめました。

 ①φ12ロケーションピンを使用の場合




 ②φ20ロケーションピンを使用の場合


※3連マニホールド、6連マニホールド、配管セットをオプション品としてご用意しております。詳細はお問合せ下さい。
※ 0.4MPa相当のエアー供給が必要となります。

※1年間のメーカー保証付き

<Air-fix 22B1取扱説明書>  PDFのダウンロードはこちら

 

配管セット構成
Φ4チューブ、Φ6チューブ、ハンドバルブ、レデューサ、チューブフィッティング、カプラ(全長約3m)
※スプリングクリップ、ネジアダプターは、ミツトヨ製の標準品を推奨
※エアチューブ(Φ4mm)、支柱は市販品を活用可能(弊社でもご用意できます。)配管セット構成Φ4チューブ、Φ6チューブ、ハンドバルブ、レデューサ、チューブフィッティング、カプラ(全長約3m)

 (5)  クランピングツール拡張セット-A

 

<吸着原理>
「時短治具」エアフィックス Air-fix 22B1の吸着原理説明図 (下記の図はエアフィックス Air-fix 22B1の断面を表しています。)

<寸法図>

動画でエアフィックス Air fix 22B1の吸着力をご覧下さい!

<F.A.Q. よくある質問>

Q1.エアフィックス Air-fix本体上面の支柱を立てるネジ穴は何ミリですか?

A1.M6×P1.0の並目ネジです。オプション(有償)でM8ねじへ変換アダプタもご用意可能です。

Q2.どうしてエアコンプレッサーの圧縮空気で真空を作ることができるのですか?

A2.エアフィックス Air-fix22B1本体にはエジェクターと呼ばれる小型真空発生装置が内蔵されています。そのエジェクター供給ポートから空気を供給し排気ポートから空気を排出し、気流をつくります。エアフィックス Air-fix 22B1本体底部に空気溜りの溝があり、その中の空気をエジェクターがつくった気流に乗せて排出し、真空をつくります。

Q3.ワークを載せた状態でエアーフィックスを動かして(移動させて)いいのですか?

A3.ワークを載せた状態でエアーフィックスを絶対に動かさないでください。これは禁止事項です。

真空システム機器の共通注意事項

エアフィクス Air-fix使用前に必ずお読みください。

警 告


1 吸着物(ワーク)が落下して危険と考えられる場合には、落下防止策を設けて安全対策を施してください。
2 真空回路側に常時0.1Mpa以上の圧力が加わる使い方はしないでください。真空機器は防爆構造ではありませんので本体破損の原因となる危険性があります。
3 供給エアー、供給電源のトラブルによる真空圧力の低下にはご注意ください。吸着力の低下により吸着物が落下する危険性がありますので安全策を施してください。
4 真空回路にて1台のエジェクターに2個以上のパッドを配管した場合、1個のパッドが吸着不良(漏れ)を起こすと他のパッドは真空圧力の低下により離脱する危険性があります。
5 エジェクターの排気ポートを塞ぐ、又は排気抵抗が上がるような使い方はしないでください。真空が発生しない、又は真空圧力の低下の原因となります。
6 腐食性ガス、引火性ガス、爆発性ガス、化学薬品、海水、水蒸気の雰囲気又は付着する場所では使用しないでください。又、絶対に吸い込まないでください。
7 日光が照射する場所では保護カバーを付けてください。
8 エジェクターのサイレンサーエレメント及び真空フィルターのフィルターエレメントは、定期的に保守点検を行ってください。エレメントの目詰まりにより、性能低下又はトラブルの原因となります。
9 エレメントの交換作業は、真空エジェクター交換エレメントをよく理解して行ってください。
10 エジェクターの各ポートを本文及び本体の表示により確認し配管を行ってください。配管を間違えると本体破損の原因となる危険性があります。
11 エジェクター供給エアーは、ドレンやゴミを取り除き清浄な空気を使用してくだい。又、ルブリケーターによる給油は行わないでください。圧縮空気中に含まれる不純物、油により作動不良、性能低下の原因となる可能性があります。
12 リード線には強い引張力や極端な曲げを与えないでください。断線の原因となる可能性があります。
13 製品にロックナットがある場合、その締め付けは工具を用いずに手締めにて確実に締め付けてください。工具を用いて締め付けて場合は、ロックナット又は本体の破損の原因となる可能性があります。又、確実に締め付けられない場合は、ロックナットが緩み初期設定が狂う可能性があります。
14 樹脂本体が回転する製品は、強制的に揺動、回転させないでください。本体の破損、漏れの原因となる可能性があります。

営業品目(部品加工・機械装置)
マシニング加工・フライス加工 NC旋盤加工・汎用旋盤加工 アーク溶接加工・アルゴン溶接加工 放電加工 ワイヤーカット加工 スロッター加工 ブローチ加工 カム盤加工、ギヤ歯切加工 焼入れ 高周波焼入れ 真空焼入れ 粉体冶金・焼結 円筒研磨加工・平面研磨加工 治具研磨加工 電解研磨加工 バフ研磨加工 ラッピング加工・ラップ加工 各種塗装 レーザー加工 精密板金加工 製缶加工 ホーニング加工 パイプ曲げ加工 深穴あけ(BT)加工 ウォータージェット加工 プレーナー加工 セーパー加工 脱脂処理 各種鍍金処理 ブロンズ盛り 高速マシニング加工 プレス加工,プレス金型 プラスチック金型設計・製作・成型 へら絞り加工 機械彫刻加工 エッチング加工 シルク印刷,スクリーン印刷 ゲージ加工 バネ加工 ロストワックス 超硬・セラミック加工 セラミック溶射 ガラス(石英ガラス、サファイアガラス等)スクリュー加工、スパイラル加工、二条ネジ加工 付加軸(A軸)加工 超精密細穴放電加工 セラミックボルト加工、セラミックナット加工 レーザーYag溶接加工 非接触厚さ測定装置(非接触厚み測定装置) 真空吸着ツールスタンド ASTM規格衝撃振動試験機 ベルヌーイの定理による非接触搬送 自動車部品複合荷重(負荷)耐久試験装置 普通旋盤加工 単品部品加工

研究開発分野  以下の技術でもお客様の研究開発のお手伝いをさせていただいております。
機械・機構設計(一般・精密・超精密)衝撃振動試験機設計 ASTM規格(ASTM standard, The impulsive vibration testing machine for automobile headlamps.) 自動車部品荷重耐久試験装置 (試験機)落下試験機 設計 金型設計(プラスチック・金属プレス)試験・計測機器装置設計 回転機器設計 配管設計(鋼管、SUS管、プラスチック管、ガス・薬液・クリーン)制御設計(一般電機・電子制御、油空圧制御、油圧・空圧・電機サーボ)油空圧回路及び機器装置設計 半導体・液晶関連装置設計 食品関連装置設計 流体制御機器設計 薬液ハンドリング設計 ガスハンドリング設計 クリーン対応機器・装置設計 真空対応機器設計 密封容器・圧力容器設計 バイオ・医療・薬品用機器装置設計 熱機器・装置設計 電子機器・回路設計(アナログ、デジタル、高周波) 磁気回路設計 搬送装置設計 助力装置設計 治工具設計 福祉機器設計・運動機器設計、非接触厚さ測定装置(非接触厚み測定装置)

 

 

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